こんにちは!EPICs合同会社です。
今回はメルカリのようなフリマアプリを安く作る方法について解説していきます!
また「開発費用」「発注時によくあるミス」「フリマアプリの必須機能」などを網羅的にお伝えすることで、イメージ通りの開発ができる方が増えるような情報を発信できればと思います!
その他ノーコードツール「Adalo」や「Bubble」など様々なツールの特徴も合わせてお伝えしますので、ノーコードでの開発を検討している方も理解が深まる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
発注時にやりがちな間違い
まずは発注時にやりがちな間違いをお伝えします。
細かいことを言えばたくさんありますが、特に多い間違いを紹介します!
必要な機能群や優先順位の整理ができていない
ひとえにフリマアプリといっても機能は大小あれど様々!
あれもこれもと付け足していると「予算が莫大」になってしまったり「アプリ自体がわかりにくい」状況になってしまいます。
そのため兎にも角にも、開発したいアプリの用途や目的を明確化させて必要機能の絞り込みや優先順位付けをすることがとても重要です!
開発を何度も経験している方であれば、絞り込みましょう!で話は終わりますが、「初めて開発を依頼する方」や「まだ慣れているとまでは自信がない」という方もいるでしょう。
そういう時は最初の機能の絞り込みや要件定義から、相談をしてみるといいと思います!
ツールの選定ミス
スクラッチでの開発にせよ、ノーコードでの開発にせよ、何で開発をするかによって費用や特徴は大きく異なります。
そのため開発の際は各種ツールの特性を知っておくことがとても重要です!
特にフリマアプリは機能数が多くなりやすいアプリでもあるので、初期開発は行えても追加開発時に思っていて機能が作れない。ということにもなりかねません。
このあたりも自社内での判断が難しい場合は、複数開発ツールの扱える開発会社などにそれぞれのツールの特徴を相談してみるのもいいと思います!
また本記事にてフリマアプリと相性のいいノーコードツールの紹介もしておりますので、是非そちらも参考にしてみてください!
耐久性の確認漏れ
フリマアプリはToc向けのものも多いと思うので同時に多くのトラフィックがアクションをすることもあるでしょう。
そのため、「最大で何名程度のトラフィックの流入が想定されるか。」「どのほどのユーザーがアクションをする可能性があるのか」など事前に耐久性を考慮しておかないとユーザーが増えてきて、まさにこれから!というときに思わぬエラーや動作の重さによりユーザーが離れてしまいかねません。
そのため耐久性も重要な検討材料と理解しておきましょう!
イレギュラーケースの想定
アプリの設計時に万が一の場合の対応を検討しておくことはとても重要です。
フリマアプリであれば、商品が届かなかった際の運営側への問い合わせや、ユーザー間でトラブルが起きた際の通報やブロック機能なども必要になるかもしれません。
見落としている大きな欠陥がないかは様々なシミュレーションをもとに確認してみましょう!
このあたりもフリマアプリの開発経験がある開発会社に発注するのであれば、意見を聞いてみるといいですね!
フリマアプリによくある主要機能
機能の絞り込みや優先順位をつけたり、ツールの相性を図るにもまずは必要な機能が理解できていなければ始まりません。
また本記事の定義するフリマアプリがどのようなものかをすり合わせるうえでも、フリマアプリによく含まれている機能を紹介します!
現在開発を検討しているアプリの機能漏れがないか?の参考にもしてみてください!
商品の出品/削除/編集/閲覧
フリマアプリであれば商品の出品や閲覧等の周辺機能は超必須ですね!
この辺りはさすがに要件漏れすることはないと思いますが、しっかりと整理しておきましょう。
- 商品の出品/削除
- 商品情報の編集
- 商品の閲覧
決済機能
フリマアプリの多くは、アプリないので決済機能を実装していることが多いと思います!
- クレジットカードなどでの決済
- サブスク契約
チャット機能
扱う商品によっては、ユーザー間でのチャット機能をつけることもあるでしょう!
その際チャットの周辺機能の挙動なども整理できているとスムーズに開発が進むと思います!
- トークルームの作成
- メッセージや画像の送受信
- 未読や既読機能
検索機能
幅広い商品を扱うものであれば、検索機能も重要な機能になると思います。
どのような検索方法が必要かも開発会社と相談しながら進められるといいですね!
- フリーワード検索
- カテゴリーや人気順などの検索
お気に入り/いいね機能
出品されるものが増えると、閲覧した商品が流れてしまうため、お気に入りやいいね機能も主要機能になるでしょう。
また場合によってはお気に入りされている数によって表示順位を変えるなどのアルゴリズムも検討に上がることもあるかと思います!
- 商品のお気に入り
- ユーザーへのいいね
- 閲覧履歴
評価機能
近年のフリマアプリですと、ユーザー同士で評価をしてプロフィールに評価を表示しているものも多いですね!
ユーザーが少ないうちは、必須ではないかもしれないですがアプリが伸びていくにつれ必要になってくる機能だと思います!
そのほかにも様々な機能がフリマアプリには実装されていると思うので洗い出しと整理をしてみるといいでしょう!
フリマアプリの開発費用相場は?
どれだけの機能を盛り込むかにもよりますが、フリマアプリは一般的なECアプリに比べても機能数が多くなる傾向があるため、スクラッチで開発をする場合の開発費用相場は700万円~1200万円と言われています。
細かな機能も込々で最初から搭載をするとなるともう少し価格感はあげってくることもあるでしょう。
ノーコードなら1/5~1/10ほどのコストで開発可能
フリマアプリをいくら作りたいと考えていても、1000万円を超えてくるような開発となると、なかなか開発を検討することが難しいケースも多いでしょう。
しかしノーコードツールを使用すれば、1/5~1/10ほどのコストで開発を行うことが可能です!
ノーコードツールはスクラッチ開発のように多くの人員を必要とせず、短い期間で開発ができるため「短期間で低予算の開発」を行えます!
ノーコードとは?
ノーコードとは、スクラッチのように基本的にはコードを打ち込むことなくスピーディーにアプリやシステムの開発が行えるツールの総称です。
そのため「短期間で低予算な開発」ができます!
その一方で一定の機能制限などはありますが、各種ツールの特徴をしっかりと理解し選定すれば、基本的な機能開発は問題なく行え、非常に有効な選択肢になるでしょう!
フリマアプリを開発する際のおすすめノーコードツール
特徴ごとに検索予約アプリを開発する際のおすすめノーコードツールを紹介します!
おすすめのノーコードツール①「Adalo」

総評
項目 | 評価 |
---|---|
機能の拡充性 | |
開発費用 | |
開発スピード | |
レスポンシブ | ※PCなど複数デバイスに合わせたレスポンシブが難しい |
ネイティブ化のしやすさ |
メリット
- スマホアプリに特化している
- ストア公開(ネイティブ化)がしやすい
デメリット
- レスポンシブが細かく設定できない
- Bubbleに比べると機能制限が多い
まとめ
機能がシンプルでスマホに特化したアプリを開発したい方はAdaloがおすすめです!
おすすめのノーコードツール②「Bubble」

総評
項目 | 評価 |
---|---|
機能の拡充性 | |
開発費用 | |
開発スピード | |
レスポンシブ | |
ネイティブ化のしやすさ |
メリット
- 豊富な機能
- PWAが開発しやすい
- レスポンシブが柔軟に設定できる
デメリット
- 若干ネイティブ化が行いにくい
- 開発難易度が上がる
まとめ
機能数が多いものやWebでの公開も検討をしている場合はBubbleがおすすめです!
フリマアプリの開発事例
RematchR-リメイク品のフリマアプリ ※弊社開発事例(Adalo)


RematchRをリメイクをした衣服や装飾を始め、素材としての生地なども売買できるアプリです!
また縫製やリメイクの受発注もできるため、ユーザー同士のチャット機能なども豊富に実装しています!
その他動画コンテンツの配信など、SNSに近しい機能も包括をしています!
シルカウ-価値観で売買するフリマアプリ ※弊社開発事例(Bubble)


シルカウは思い入れのある高価なアパレル用品などを古着屋のように、ただ売買するのではなく販売者と購入者で直接コミュニケーションをとり共感をもとに売買ができるアプリになります!
高単価な商品が多くコミュニケーションに重点を置いたアプリのため、商品の掲載のみならずチャット周りの機能も非常に拡充されています!
Kork-スキル/知識の売買アプリ(Bubble)

Korkではメイクや釣り、芝刈りにカメラなど様々なスキルや知識のフリマアプリです!
日本にあるサービスだと、ココナラやUdemyなどと近いイメージかもしれないですね!
Google play,Apple Store双方に公開されており多くのユーザーを保有しています。
そのほかのノーコード開発の成功事例も知りたい方は下記をご参照ください!
【ノーコードツール】Bubbleで開発されたアプリの成功事例
【ノーコードツール】Adaloで開発されたアプリの成功事例
【まとめ】フリマアプリを安く作る方法
今回はフリマアプリを安く作る方法の一つとして、ノーコードツール「Adalo」と「Bubble」を紹介させていただきました。
もちろん予算が潤沢にあり、最初から大規模な開発に耐えられる状況であればスクラッチでの開発で問題ないですが、なかなか1000万円近くの開発に踏み出すのは難しいこともあるでしょう。
そういった際はノーコードを検討してみるのもいいですね!
そのほかにもご紹介した「発注時にやりがちな間違い」など少しでも参考になった情報がございましたら幸いです!
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EPICs合同会社ではAdalo、Bubble、Flutter Flow、STUDIO、Glideなど様々なノーコードツールを活用しています。
ノーコード開発を行うことで、皆様のアイデアをより簡単に迅速に形にすることができるかと思います!
また弊社はスタートアップ、中小企業、新規事業でのアプリ開発に強みを持っており、アイデアベースから伴走をしていくことも可能です。
アプリやWebサービスの開発をご検討の方はぜひお気軽にこちらからご相談ください。