こんにちは!EPICs合同会社です。
今回はLINEやMessengerのようなメッセージのやり取りを主としたチャットアプリを安く作る方法について解説していきます!
また「開発費用」「発注時によくあるミス」「チャットアプリの必須機能」などを網羅的にお伝えすることで、イメージ通りの開発ができる方が増えるような情報を発信できればと思います!
その他ノーコードツール「Adalo」や「Bubble」など様々なツールの特徴も合わせてお伝えしますので、ノーコードでの開発を検討している方も理解が深まる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
発注時にやりがちな間違い
まずは発注時にやりがちな間違いをお伝えします。
細かいことを言えばたくさんありますが、特に多い間違いを紹介します!
必要な機能群や優先順位の整理ができていない
ひとえにチャットアプリといっても機能は大小あれど様々!
あれもこれもと付け足していると「予算が莫大」になってしまったり「アプリ自体がわかりにくい」状況になってしまいます。
そのため兎にも角にも、開発したいアプリの用途や目的を明確化させて必要機能の絞り込みや優先順位付けをすることがとても重要です!
開発を何度も経験している方であれば、絞り込みましょう!で話は終わりますが、「初めて開発を依頼する方」や「まだ慣れているとまでは自信がない」という方もいるでしょう。
そういう時は最初の機能の絞り込みや要件定義から、相談をしてみるといいと思います!
チャットの周辺機能の依頼忘れや指示ミス
現在ではチャット機能をを含むアプリがたくさん公開されているため、それ自体が非常に高性能はチャット機能であることを理解できておらず、何も言わずとも開発してくれると思っていた機能が開発側からすると当たり前の機能ではなかったりします。
そのためメッセージが送信された後の挙動や画像や動画の表示方法など、開発が進んでからイメージと違ったということも発生しかねません。
またチャットは一つのページに多くの機能が盛り込まれるページの一つともいえるので、なるべく詳細に希望を伝えるようにしましょう!
耐久性の確認漏れ
チャットアプリは用途によって、一つのチャット画面にどれほどのメッセージが蓄積されるか?などが非常に様々です。
そのため、「最大でどの程度のメッセージのやり取りがされるのか。」「どのほどのユーザーが同時にやり取りをする可能性があるのか」など事前に耐久性を考慮しておかないとユーザーが増えてきて、まさにこれから!というときに思わぬエラーや動作の重さによりユーザーが離れてしまいかねません。
そのため耐久性も重要な検討材料と理解しておきましょう!
イレギュラーケースの想定
アプリの設計時に万が一の場合の対応を検討しておくことはとても重要です。
チャットを行う中でユーザー同士でトラブルがあった際に、ブロックなどチャットを遮断する方法はあるか?など。
見落としている大きな欠陥がないかは様々なシミュレーションをもとに確認してみましょう!
このあたりもチャットアプリの開発経験がある開発会社に発注するのであれば、意見を聞いてみるといいですね!
チャットアプリによくある主要機能
機能の絞り込みや優先順位をつけたり、ツールの相性を図るにもまずは必要な機能が理解できていなければ始まりません。
また本記事の定義するチャットアプリがどのようなものかをすり合わせるうえでも、チャットアプリによく含まれている機能を紹介します!
現在開発を検討しているアプリの機能漏れがないか?の参考にもしてみてください!
メッセージ/画像/動画の送受信
この機能がなければチャットアプリとは言い難いですね(笑)
- テキストメッセージの送受信
- 画像/動画の送受信
- 送信時間の表示
未読/既読やメッセージ通知機能
最近のチャットアプリだと未読/既読の機能も必須機能の一つだと思います!
特に通知に関しては機能がないと相手からのメッセージが流れてしまったりもするため、押さえておくと良いでしょうkoki.okuma@epic-s.co.jp!
- 未読/既読
- 通知
チャットリストの周辺機能(最終メッセージ/未読メッセージのカウント表示など)
チャットアプリであれば、チャットのする画面ののみならずチャットルームが開かれている相手をを一覧で表示するチャットリストも開発することが多いでしょう。
チャットリストも見落としやすい機能群がよくあるので、整理しておきましょう!
- 最後に送られたメッセージの表示
- 未読メッセージのカウント表示
- チャット相手のアイコンやユーザー名の表示
検索機能
アプリの用途によってはチャットルーム内のメッセージ検索やチャットリストでユーザー検索などが必要になることもあると思います!
その際はどの情報を検索対象にしたいのか?も事前に検討をしておくとスムーズに開発が進むと思います!
- メッセージ検索
- 該当のデータ数の表示
- 該当データ間の遷移
- ユーザー検索
ブロック/非表示/通報
ユーザー間でトラブルになった際にはブロックや非表示などの機能も必要になるケースが多いでしょう。
また運営が仲裁に入る際などは通報などの機能も付けておくと検知がスムーズになると思います。
- ブロック
- 非表示
- 通報
- 退会
そのほかにもアプリによって多数の機能が含まれていると思うので、必要機能を整理してみるといいでしょう!
チャットアプリの開発費用相場は?
どれだけの機能を盛り込むかにもよりますが、スクラッチで開発をする場合の検索予約アプリの開発費用相場は200万円~500万円ほどと言われています。
細かな機能も込々で最初から搭載をするとなるともう少し価格感はあげってくることもあるでしょう。
ノーコードなら1/5~1/10ほどのコストで開発可能
チャットアプリをいくら作りたいと考えていても、500万円を超えてくるような開発となると、なかなか開発を検討することが難しいケースも多いでしょう。
しかしノーコードツールを使用すれば、1/5~1/10ほどのコストで開発を行うことが可能です!
ノーコードツールはスクラッチ開発のように多くの人員を必要とせず、短い期間で開発ができるため「短期間で低予算の開発」を行えます!
ノーコードとは?
ノーコードとは、スクラッチのように基本的にはコードを打ち込むことなくスピーディーにアプリやシステムの開発が行えるツールの総称です。
そのため「短期間で低予算な開発」ができます!
その一方で一定の機能制限などはありますが、各種ツールの特徴をしっかりと理解し選定すれば、基本的な機能開発は問題なく行え、非常に有効な選択肢になるでしょう!
チャットアプリを開発する際のおすすめノーコードツール
特徴ごとに検索予約アプリを開発する際のおすすめノーコードツールを紹介します!
おすすめのノーコードツール①「Adalo」

総評
項目 | 評価 |
---|---|
機能の拡充性 | |
開発費用 | |
開発スピード | |
レスポンシブ | ※PCなど複数デバイスに合わせたレスポンシブが難しい |
ネイティブ化のしやすさ |
メリット
- スマホアプリに特化している
- ストア公開(ネイティブ化)がしやすい
デメリット
- レスポンシブが細かく設定できない
- Bubbleに比べると機能制限が多い
まとめ
機能がシンプルでスマホに特化したアプリを開発したい方はAdaloがおすすめです!
おすすめのノーコードツール②「Bubble」

総評
項目 | 評価 |
---|---|
機能の拡充性 | |
開発費用 | |
開発スピード | |
レスポンシブ | |
ネイティブ化のしやすさ |
メリット
- 豊富な機能
- PWAが開発しやすい
- レスポンシブが柔軟に設定できる
デメリット
- 若干ネイティブ化が行いにくい
- 開発難易度が上がる
まとめ
機能数が多いものやWebでの公開も検討をしている場合はBubbleがおすすめです!
またメッセージ数などのデータ量も多いのであれば、Bubbleのほうが相性がいいでしょう。
チャットアプリの開発事例
FootHub(サッカーファンの交流アプリ)※Adalo開発

Foot hubはサッカーファン同士でコミュニケーションがメインの機能になっており、またサッカーに関するニュースを受け取ることなどができるアプリです!
また2023年9月時点で、Adaloから月間でNo.1の優秀アプリとして認定もされており160か国以上の方が利用しています。
Adaloで開発されたアプリがスケールしている非常にいい事例ですね。
Marlow(コーチと顧客のマッチングアプリ)※Bubble開発

「Marlow」はコーチとコーチングを受けたい顧客のマッチングアプリなので、チャットアプリという打ち出し方ですはないですが、コーチングという特性上チャット周りの機能も非常に拡充されています!
また現在はToCのみならず多くの企業でも導入がされており、サービスが拡大しています。
ToBに向けたサービスの開発でも十分にBubbleでの活用できることがわかるいい事例ですね!
そのほかのノーコード開発の成功事例も知りたい方は下記をご参照ください!
【ノーコードツール】Bubbleで開発されたアプリの成功事例
【ノーコードツール】Adaloで開発されたアプリの成功事例
【まとめ】チャットアプリを安く作る方法
今回はチャットアプリを安く作る方法の一つとして、ノーコードツール「Adalo」と「Bubble」を紹介させていただきました。
もちろん予算が潤沢にあり、最初から大規模な開発に耐えられる状況であればスクラッチでの開発で問題ないですが、なかなか500万円以上の開発に踏み出すのは難しいこともあるでしょう。
そういった際はノーコードを検討してみるのもいいですね!
そのほかにもご紹介した「発注時にやりがちな間違い」など少しでも参考になった情報がございましたら幸いです!
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EPICs合同会社ではAdalo、Bubble、Flutter Flow、STUDIO、Glideなど様々なノーコードツールを活用しています。
ノーコード開発を行うことで、皆様のアイデアをより簡単に迅速に形にすることができるかと思います!
また弊社はスタートアップ、中小企業、新規事業でのアプリ開発に強みを持っており、アイデアベースから伴走をしていくことも可能です。
アプリやWebサービスの開発をご検討の方はぜひお気軽にこちらからご相談ください。