「長期インターン興味はあるけど不安…」
「インターン先ってどう見極めればいいの?」
「長期インターンを探す際に気を付けた方が良いことを知りたい!」
大学生活を送る中で、長期インターンに興味を持ち始める学生は多くなってきます。しかし、企業を探していく中で良いうわさを聞かない時もでてくるかと思います。
今回は、みなさんが少しでも自分に合ったインターン先を選べるよう、インターン先を探すうえでの注意点を解説していきます。
▼この記事を読んでほしい学生
長期インターンに興味があるけど不安な学生
営業を経験したい学生
長期インターンの探し方が分からない学生
インターン先の企業とミスマッチをしたくない学生
1.長期インターンの基本的な探し方4選
長期インターンをしたいけど、探し方が分からない方に向けて、基本的な探し方についてご紹介します。探し方は様々なため、自分に合った探し方を見つけていきましょう。
1-1.大学のキャリアセンターを利用する
一つ目は、大学のキャリアセンターを利用することです。キャリアセンターに問い合わせることで、長期インターン先を紹介してくれます。
大学に掲載される企業のため審査は厳しく、社会的信頼は高いと言えます。気になる方は、自分の大学の公式サイトからインターンシップ支援を行っているか調べてみましょう。
ただ、注意点として厳しい審査があるからこそ、募集企業が少ない場合があります。自分のやりたい仕事や気になる業界のインターン先がなく、妥協で入社して後悔をしたという話もあります。
経験してみたい仕事や自分と合うインターン先を探したい学生は、注意をしましょう。
1-2.企業の公式サイトから応募する
二点目は、気になる企業の公式サイトから応募することです。
大手といった既に名前を知っている企業が気になるのであれば、会社名を調べて公式サイトから応募することも可能です。『リクルート』や『採用』といった欄に掲載されていることが多いため、一度検索してみても良いでしょう。
大手企業は社会的信頼も高く、仕事環境は基本的に整っている会社が多いです。
一方で、学生からの人気も高く、倍率は非常に高いと言えるでしょう。選考フローも長く、面接を何回もこなさなければいけない企業も多くあります。
したがって、インターンを開始するまでに時間がかかってしまったり、選考で落ちてしまうこともあるかもしれません。
大手でインターンをしたい学生は、なぜその企業でインターンをしたいのか明確にできてから応募することをおすすめします。
1-3.インターン専用の求人サイトを利用する
長期インターンを探す際に、最も便利なのが長期インターンの募集に特化した求人サイトです。
業界や職種問わず、様々な企業を一括して探すことが可能になっています。様々な企業情報や募集要項などインターンを探す際に必要な情報を、簡単に見ることができるため自分に合った企業が探しやすいことが大きな特徴です。
企業の規模が様々あるため、面接回数が少なかったり面談を組んでくれたりする企業もあり、大手企業に比べインターンへの参加ハードルは低くなっています。
しかし、掲載されている企業数が多いからこそ、情報量が多く長い時間悩んでしまい結局参加せず時間が経ってしまったといった話も学生からよく聞きます。
興味ある仕事や企業が見つかったら、一旦面談を組んでみたり、エントリーして企業と接点を持ってみましょう!
1-4.SNSで長期インターン生の募集を探す
四点目は、SNSでインターンの募集を探すことです。企業の人事の方がX(旧Twitter)やFacebookを利用し、インターン生を募集していることがあります。
特に、駆け出しの企業や地方でのインターン先を探している学生にはおすすめです。求人サイトを見てみると、東京や都内といった地域の募集が多く地方での募集が少ない傾向があります。しかし、SNSでは「〇〇(都道府県名)インターン」で検索すると募集ツイートがヒットします。
ぜひ、地方の方でインターンを探している学生はSNSもチェックしてみましょう。
2.こういう企業は気を付けよう!
2-1.無給
無料で学べる場としてやりがいを提供することで無給で学生を雇う企業もあります。もちろん長期インターンの経験は豊富な学びがあるため有効な経験はできます。
しかし、長期インターンをする分、アルバイトに入れる時間が減り、お金に困ってしまう場合も出てくるかもしれません。精神的負担にも成りかねないため気を付けましょう。
社員と変わらない労働を求められているにも関わらず、無給の場合は注意していきましょう。
2-2.残業時間、規定時間外が多い
残業時間や規定時間外労働が多い場合も気を付けていきましょう。
基本的に長期インターンの求人では、働く時間帯が記載されています。例えば、「平日9:00-18:00の間で5時間」などです。学生は学業もあるため、社員と同様の時間で働くことは希望がない限り滅多にありません。
それにも関わらず、口コミなどで「時間外労働が多かった」や「残業代が出ない」といった評価があれば、おススメはできません。
働きたい企業の情報があまりないけどその企業で働きたい場合は、契約時にしっかり取り決めておきましょう。
2-3.早期退職者が多い
頻繁に早期退職者が出ている企業にも気を付けていきましょう。
長期インターンは多くの場合、1-3カ月以上は続けるものですが、1カ月も立たず辞めてしまう人が多いインターン先は何かしら企業側に問題がある可能性が高いからです。
もちろん、単にその学生と合わなかっただけという理由もあるかもしれませんので、すべての企業に問題があるわけではありません。
しかし、よくあるケースとして「募集要項と違う仕事内容をしている」や「学業が優先させてもらえない」といったものが挙げられます。
したがって、面談の際に業務内容や条件などは入念にすり合わせしておくことをおすすめします。
3.インターン先のミスマッチを防ぐ方法3選
ここで、インターン先のミスマッチを防ぐために見分けるべく最低限やっておいた方がいいことをご紹介します。
3-1.求人情報をチェックする
求人情報は必ず細かく確認しましょう。企業情報ももちろんですが、特に募集要項は入念に見ておきましょう。
入社後、あとあと確認してみると下の方に重要なことが書かれていたり、「変更する可能性があります」といった記載がある場合があります。見落としのないよう気を付けていきましょう。
また、企業にとって不都合なことが意図的に小さく書いてあった場合は、面談の際にその点について話を聞いたりしながら、企業を見極めていきましょう。
3-2.インターン経験者や先輩に相談する
インターン経験者や先輩に相談することで見分けていくこともできます。
例えば、営業職をしていたら、インターンの募集職種によくある「インサイドセールス」がどういう仕事か分かっているため、その仕事内容と給与や労働時間の比較などからアドバイスをもらえるはずです。
未経験者では気付かない視点から募集要項や企業情報を見てくれる可能性があるため、一度相談してみることをおすすめします。
3-3.企業の口コミをチェックする
企業の口コミを確認してみることもおすすめします。「〇〇(企業名) 口コミ」と調べると口コミサイトから見ることができます。
社風や給与など様々な面からの意見があり、社内からどういう評価をされているかが一目で分かります。
ただ、インターン生からの評価だけのサイトはほとんどないため、あくまで社員の方々の評価ということは忘れずに参考程度にはしておきましょう。
しかし、早期離職率などはインターン生も同様に情報収集に利用できる点のため、一度は確認してみることをおすすめします。
4.インターン先の決め方
不安を感じるインターン先を精査していっても、おそらく企業の選択肢は多く迷ってしまうと思います。そこで、ここではインターン先の絞り方について解説していきます。
4-1.目的に合わせて決めよう!
まずは、インターンに参加する目的から考えて決めていきましょう。
長期インターンに参加する学生の目的は様々です。お金を稼ぎたい学生もいれば成長するために参加したい学生もいます。そうなると、焦点を置くべき項目は変わってきます。
給与で判断しなければいけない場合もあれば、仕事の裁量で決めるべき場合もあるでしょう。
そのため、まずは自分が「なぜインターンに参加をするのか」を考え、そこから条件の合う企業を探していくことをおすすめします。
4-2.学業との両立で決めよう!
次に、学業と両立ができるかで決めていきましょう。
長期インターンの経験は確かに貴重ですが、学生の本分は学業です。学業を疎かにして、単位を落としてしまったり留年になってしまうことだけは避けていきましょう。
例えば、就活を成功させるために参加したにも関わらず、留年になってしまったら就活を始めることはできません。こうなってしまっては、本末転倒です。
労働時間と自身のスケジュールを確認して、企業選定をしていきましょう。
4-3.社風で決めよう!
最後に、社風も確認してみましょう。
企業はそれぞれ違ったミッションを掲げ仕事をしています。それに従い、社風も非常に変わってきます。例えば、年功序列重視で仕組みがはっきりしている会社もあれば、成果主義で自由な社風の企業もあります。
自分がどの社風であれば、仕事に集中できるのか考えてみましょう。
社風は、実際に人事の方から聞いたり、オフィスに行き自分の目で見たりしながら確認していきましょう。
5.自分に合った長期インターンを選ぼう!
本記事では、インターンを探す際の注意点について解説していきました。
インターンを募集している企業は何万社もあります。その中から、自分に合う企業を探すのは大変です。
だからこそ、今回の記事を参考にして、働いていてやりがいを感じられるようなインターン先を見つけてください!
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