「長期インターンって就活に使えるのかな」
「長期インターンはガクチカにならない?」
「就活を成功させたい!」
ガクチカを考え始めてみるけど、実際何をしたらいいか分からず悩んでいませんか?
悩む中で『長期インターン』という言葉を耳にする機会が増えてくることもあるでしょう。しかし、実際周囲に経験している人がおらず、一歩踏み出せない学生は多くいます。
そのため、今回は長期インターンが実際に就活にどのように役立つのか、どのように活用できるのかについて解説していきます。
▼この記事を読んでほしい学生
長期インターンが就活に使えるか知りたい学生
長期インターンに興味がある学生
就活を成功させたい学生
1.長期インターンとは
長期インターンとは、通常3カ月以上続く就業プログラムであり、企業内で社員と協力して業務に取り組みます。
業務内容は、営業、企画、プログラミングなど実際の業務を体験することが可能であり、社会人として求められるスキルが学生時代に身に着くことが特徴です。
2.長期インターンはガクチカにならない?
2-1.長期インターンはガクチカになる!
ガクチカを作る上で、『長期インターンはガクチカにならない』と聞くことがあるかもしれません。
結論、長期インターンはガクチカになります。
企業は、学生が過去に頑張った経験からどのように自社に貢献してくれるかを見ています。そのため、実際に仕事をする長期インターンの仕事は、選考官が学生がどのように自社で働いてくれるかがイメージが持ちやすくなります。
したがって、長期インターンの経験はガクチカにしやすいエピソードを作ることが可能です。
また、長期インターンは他の学生と差別化を図ることも可能です。
統計によると、就活生の約3%しか長期インターンに参加しておらず、その中でも1ヶ月以上参加しているのは5.2%、3ヶ月以上参加しているのは2.9%になります。※1
学生の9割がバイトやサークルの話で占める中、実際に仕事を経験できる長期インターンシップの経験を持っている学生は、企業側から印象に残ることでしょう。
※1就職白書2020(2020年6月11日発行)参照
2-2.ガクチカにならない場合はある?
長期インターンの経験はガクチカにはなりますが、ただ「長期インターンに参加した」だけでは選考官には刺さらない場合があります。
したがって、「長期インターン中に何をしたか」が重要になってくるのです。
例えば、営業目標を達成できれば、ガクチカとして採用するには充分だと言えます。
一方で、達成できなかったとしてもその営業目標に向かってどのようなことを考えて、実行に移したのかといった人柄が出るエピソードがあれば、自己PRなどで活用することも可能です。
長期インターンに参加しただけで満足するのではなく、力をつけたり実績を積むことにも注力をしていきましょう!
3.長期インターン経験をガクチカにしたいなら〇〇を意識しよう!
3-1.定量的な成果をだすこと
目標などが課せられた場合は、確実に達成することを意識しましょう。長期インターンの仕事によっては、成果が抽象的だと選考官に伝わりづらい場合があります。
例えば、「お客様から信頼を獲得しました。」と言われても、その成果がどれくらい難しくて、どう会社に貢献しているかが分かりづらいです。
そのため、相手が理解してくれるためには『数字』が重要になってきます。
数字を用いて「お客様から信頼を獲得し、受注を5件しました。」と言われた方が、どれくらい会社に貢献してくれるかが分かりやすいはずです。
実際に、定量的な成果をだしたことがあるか聞いてくる面接も多数あるくらい数字は重要視されています。
企業側から目標を課せられなくても、自分自身で目標を制定するなりして数字を意識していきましょう。
3-2.目的をもって行動する
就活でよく聞かれる言葉が「なぜその行動をしたのか」といった理由の部分です。なぜなら、そこに人柄がでるからです。
例えば、後輩にアドバイスをした理由として、「すごい先輩だと思われたいから」と「後輩を成長させたいから」とでは、同じ行動でもパーソナルの部分が大きく違います。
選考官は、この人柄が自社の価値観と合っているかを判断しているのです。
したがって、自分はなぜその仕事をするのか、挑戦をしているのかを考えて行動してみましょう!
3-3.主体性をもって取り組む
長期インターンに限らず、「主体性」は非常に重要になってきます。社会に出たら、学校のように先生が0から100まで教えてくれるわけではありません。基本的に、自分で質問しに行ったり、提案をしたりしなければ置いて行かれてしまうのが現状です。
つまり、受動的ではなく能動的に行動しなければいけないのです。そのため、選考官は学生の主体性を判断しています。
長期インターンに参加をしたら、自ら仕事を獲得しに行ったり、課題を感じたら上司に相談をして改善したり、自発的に行動をしてみましょう!
3-4.長期間取り組む
長期インターンは、少なくても三カ月以上継続しましょう。理由は二つあります。
一つ目は、継続していないことが就活において懸念点になる可能性があるからです。
企業は、学生が入社をしたら、何十年も自社で働いてもらうことを前提で採用活動をしています。なぜなら、新卒採用は大きなコストがかかるからです。
新卒採用は1人当たり100万円のコストがかかると言われています。また、初期の数カ月は上司の方々の時間を割きながら、新人教育を行うため時間や人員においてもコストがかかっているのです。
そのため、すぐ辞めてしまう可能性があるような学生は採用される確率が減少してしまう傾向があります。
エントリーシートや一次面接の時点で、どれくらい入社していたのか聞かれる場面も多いため、ガクチカで使いたい場合は、長期間取り組むことは意識しておきましょう。
4.学生からの質問
4-1.長期間続けたくても学業と両立できるか不安です…
長期インターンに挑戦するうえで、学生からこの悩みを一番多く聞きます。
結論、両立できます。長期インターンと聞くと、社員の方と同じ出勤数や時間で働かなければいけないと考えている学生は多くいるでしょう。しかし、テスト期間など柔軟に対応してくれる企業や週一出勤から募集している企業もあります。
募集要項に書いてなくても、面接の際などに聞いてみると対応してくれる企業もあるため、一度話を聞いてみるのもいいでしょう。
4-2.ビジネス初心者のため、ガクチカに使えそうな成果が出せるかが不安です…
長期間時間を使ったにもかかわらず、就活に使えなかったらどうしようと不安になる学生は多いと思います。
そのような学生は、『営業職』が非常におすすめです。営業はお客様が購買するかどうかの決断で終わる職種のため、速いスピードで結果が分かり、すぐ改善に取り組むことができます。
一方、マーケティング職であれば、成功か失敗かの判断が三カ月から一年かかることがほとんどです。そのため、結果が分かるまでに時間がかかる場合があるので、就活までに間に合わない場合が出てきてしまうかもしれません。
したがって、営業職であれば成果を出すための改善を何回も繰り返し行うことができるため、短い期間でも成果が出やすく、就活に有効的な経験ができるはずです。
5.長期インターンはガクチカになる!
本記事では、長期インターンがガクチカになるのか解説してきました。
長期インターンは実社会を経験できるため、ガクチカに強いエピソードを作ることができます。
就活を成功させたい学生は、一度長期インターンに挑戦をしてみましょう!
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