【就活が不安な学生必見!!】ガクチカでした方がいいことを徹底解説

みなさんは「ガクチカ」はありますか?

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略称を指します。

ガクチカについて、就活を終えた先輩から話を聞くと

「もっと良いガクチカを作りたかった…」

「別のガクチカを使えばよかった…」

「どのようなガクチカが評価されるか分からなかった…」

といった後悔の声をよく聞きます。

しかし、就活において「ガクチカ」は非常に重要な評価項目の一つです。

そこで、今回は「どんなガクチカが良いか分からない」「ガクチカが見つからない」といった悩みの解決策をご紹介します。

目次

1.ガクチカとは

「ガクチカ」とは、学生時代に力を注いだり頑張ったりしたことの略称であり、就活の面接ではよく出される質問です。

学生たちがよく話す一般的なガクチカの内容としては、以下のような活動が多いです。

・アルバイト
・サークル
・学生団体
・資格
・留学

また、挑戦する学生が少なく、ガクチカに非常に効果的な内容には、以下のような活動もあります。

・コミュニティ(学生団体等)の立ち上げ

・長期インターンシップ

・個人事業/起業

就活で成功するためには、ガクチカを効果的にアピールする方法が非常に重要です。面接官は何百人もの学生と面接を行うため、自分のガクチカが面接官の目に留まるように、独自性のあるテーマやエピソードを選定しましょう。

2.ガクチカの勘違い

ガクチカを考える際に、「自分には話せるような素晴らしい経験がない」や「ガクチカがいいのか思いつかない」といった不安を感じてはいませんか?

ガクチカは必ずしも「すごい経験」である必要はありません。ここでは、よくありがちなガクチカの勘違いについて解説していきます。

2-1.実績のすごさは関係ない

「全国で優勝しました」や「学生団体の代表を務めました」など他の学生が目立つ経験を話しているのを見て自信を失ってはいませんか?

結論、決して、突出して目を引くような経験である必要はありません。なぜなら、面接官は成果や実績に興味を持っているわけではなく、その成果や実績を達成するためのプロセスや思考方法を評価しているからです。

たとえば、サッカーで優勝したからといって、営業成績が良いとは限りません。

このように実際に、仕事においてその成果が直接的に活かされるわけではないため、実績にこだわる必要はないでしょう。

2-2.ガクチカの種類は関係ない

二つ目が、ガクチカの種類は関係ないということです。

ガクチカのテーマとしては、バイトや部活、趣味やサークルなど様々な種類が利用されますが、どの分野で打ち込んだかに優劣はありません。

なぜなら、ガクチカでは「何に」打ち込んだかよりも、「どのように」打ち込んだかが評価されるからです。

あなたがどのようなアプローチや取り組み方をしたのかが重要であり、この過程が他の学生との差別化ができたら、テーマが一般的でも目に留まることができます。

ただし、アルバイト先やサークルによっては、裁量をもって活動を主導することが制限され、独自性のある経験ができない場合があります。そのような場合は、別のアルバイト先や新しい環境での長期インターンシップなどを検討することをおすすめします。

3.企業がガクチカを聞く理由

みなさんは、就職活動においてガクチカの重要性は認識していると思います。

では、なぜガクチカについて質問されると思いますか?

この質問の意図を誤解してしまうと、面接官を納得させることができず、面接が通過する回答ができない可能性が高くなります。面接で納得のいく答えをするためには、面接官の意図を正しく理解していきましょう!

3-1.どのような事柄に対して努力することができるか知りたい

一つ目が、どのような事柄に対して努力することができるか知りたいからです。

この「事柄」というのは、アルバイトやサークルなどの「活動の種類」を指すものではありません。アルバイトやサークルは、会社とは異なるため、その種類に重点を置かれることはないでしょう。

むしろ、重要なのは、活動中にどのようなことに努力したかという点です。

例えば、飲食店のアルバイトでも、「お客様への接客改善に取り組み、評価を向上させた」とか「レジ打ちの効率化に取り組み、作業効率を向上させた」とでは、アルバイトの中の『どこに注力したか』は全然違います。

面接官は、この『どこに注力したか』のエピソードを聞きたいのです。接客の改善に注力した場合、学生が顧客満足度に向けて努力できる能力があると判断されるでしょう。

面接では、学生が注力できるポイントを尋ねることで、その学生が自社でもどれだけ努力できるかを見極めようとしています。

3-2.打ち込むときの情熱の強さを知りたい

二つ目が、打ち込むときの情熱の強さを知りたいからです。

経験の種類に関わらず、何かに情熱を注いで努力した経験を持つ人は高く評価されます。なぜなら、そのような情熱や努力が、仕事にも同様に向けられることが期待されるからです。

そのため、企業側はガクチカに対してどれくらいの時間やエネルギーを費やして取り組んだかを尋ねることで、その人の意欲や真摯な姿勢を知りたいと考えています。

例えば、学生がサークルを盛り上げるという目標を掲げた場合、週に1回だけ参加している学生と週に3回参加している学生とでは、後者の方が情熱を持って活動してくれそうと期待できますよね。

このように、学生が入社後も仕事に情熱をもって意欲的に仕事に取り組んでくれるかを判断しています。

3-3.打ち込むときの取り組み方を知りたい

三つ目が、打ち込むときの取り組み方を知りたいからです。

なぜなら、その活動への取り組み方を知ることで、学生が将来の仕事に対してどのように取り組んでくれるかを想像できるからです。

例えば、スーパーのアルバイトで「聞かれたことにはどんな質問でも答えられるように努力した」とした場合、その取り組み方は様々です。「普段から積極的にお客様と会話し、経験を積む」という方法もありますし「先輩からアドバイスを受け、よく聞かれる問題の回答を開店前にまとめて準備する」というやり方も考えられます。

こうした取り組み方のエピソードを通じて、学生が入社後に課題に直面した場合にどのように解決してくれるかを想像することができます。

このように、学生が自社でどのように仕事に取り組んでいくかを判断するために、その取り組み方について判断しています。

4.【先輩が語る】学生時代に経験しておけばよかったこと

先輩たちからのアドバイスによると、就活を終えた後に「もっと早く対策をしておけばよかった」と後悔する声が聞かれることがあります。

このように手遅れにならないよう、先輩たちがおススメする今からでも取り組んでおくべき経験についてご紹介します。

4-1.複数人で取り組んだ経験

一つ目が、複数人で取り組んだ経験です。サークル、長期インターン、ゼミなど、できるだけ複数人と関わったり、チームで活動する経験をすることをおススメします。

なぜなら、コミュニケーション力を強みにできるからです。企業では、一つのプロジェクトを複数人で進めたり、部署内でのコミュニケーションが必要不可欠です。そのため、学生がチームで協力し、どのような考え方や行動を示したのかについて、面接官は関心を持つことが多いです。実際に、「チームで力を発揮した経験はありますか?」という質問が面接で出ることもあります。

チームワークの経験は、協調性やリーダーシップの能力などのコミュニケーション力を証明し、自己PRにも役立ちます。大学生活を振り返ってみて、チームで協力した経験がない場合は、今からでもコミュニティに参加してみることをおすすめします。

4-2.目標を掲げ達成した経験

二つ目が、目標を掲げ達成した経験です。活動の種類は問わず、自分なりの目標を設定し、その目標を達成するために努力する経験を積むことをおすすめします。

なぜなら、やり抜く力をアピールできるからです。多くの企業がノルマや目標を設けており、目標に向かって諦めず最後まで達成する人材を求めています。

したがって、目標を達成した経験は、意欲と向上心を表現する一つの手段となるでしょう。

ここでのポイントは、目標の大きさよりも、達成までの過程を明確にすることです。高い目標を達成したとしても、その過程が不明瞭だと面接官は納得しません。ですので、考え方や行動の背景を具体的に説明し、深く掘り下げておきましょう。

4-3.長期間取り組んだ経験

三つ目が、長期間取り組んだ経験です。長期間にわたり熱量をもって活動をした経験をしてみることをおススメします。

なぜなら、持続力をアピールできるからです。企業は新卒採用において、一人あたり93.6万人*の費用がかかります。

また、企業内でプロジェクトを進める際にも、即座に成果を出すことは稀であり、継続的な取り組みが必要です。そのため、熱量の持続力が必要になってきます。

したがって、企業は長期間継続的に熱量を発揮できる人材を求めているのです。

大学生活を振り返ってみて、長期間熱量をもって活動した経験がないか深ぼってみましょう。

*出典:就職みらい研究所『就職白書2020

4-4.熱量高く取り組んだ経験

四つ目が、熱量高く取り組んだ経験です。学生時代、一つでも何かに本気で取り組んだ経験はありますか?

ない方は、ぜひ今からでも新しい環境に飛び込み、挑戦してみることをおススメします。

なぜなら、活動に対しての取り組む姿勢をアピールすることができるからです。企業は、入社後、学生がどのように会社や事業内容と向き合うかを見ています。この学生の取り組む姿勢から真剣さや誠実さなどを見極めて、採用の判断を下します。

したがって、真剣に取り組んだ経験がないと、入社後の仕事への取り組み方に関する具体的な根拠が欠如してしまいます。

そのため、今からでもアルバイトや長期インターンなどの機会を通じて、情熱をもって取り組む経験を積むことをおすすめします。

また、この経験を話す際には、会社のビジョンと自身の目標や興味のマッチ度を高めることに注意しましょう。

例えば、大学で野球部の活動に真剣に取り組んだ経験がある場合でも、その経験だけを話すだけでは、野球以外の領域に対して情熱を持って取り組めるかがわかりません。そのため、野球と同じくらい、目指す企業に興味があるということをしっかり伝えていきましょう。

5.ガクチカで後悔しないために…!

本記事では、就活を終えた先輩の実体験をもとに、後悔をしないための方法をご紹介しました。

先輩方のような後悔をしないように、今からでもできることを行動に移していきましょう!

ぜひ今回の記事をもとに、新しいガクチカに挑戦してみてください。

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